2008年1月27日日曜日

利礼航路新造船 サイプリア宗谷完成 5月1日就航 乗り心地に自信

稚内と利尻、礼文両島を結んでいるハートランドフェリー(札幌)の新造船「サイプリア宗谷」(三、五八○トン)が完成し、五月一日から利尻・礼文航路に就航する。
 サイプリア宗谷は、昨年九月から広島県尾道市の内海造船で建造。全長九五・七メートル、幅十五メートル。八トントラック二十一台分の車両を搭載でき、旅客定員は六百人。「クイーン宗谷」に代わって就航し、五月以降の利礼航路は四隻が運航する。
 サイプリアは、礼文島だけに自生し、国内希少野生動植物に指定されているレブンアツモリソウの学名「サイプリペディウム」にちなんで名付けた。花言葉は「君を忘れない」で、「一度訪れた土地に再び来てもらいたい」(同社)という願いを込めたという。
 サイプリア宗谷は利礼航路では初めて、横揺れを軽減するための安定装置を設置。同社は「ぜひ乗り心地を確かめてほしい」と話している。
 二十日には尾道市で進水式が行われた。表健一稚内支店長らが見守る中、サイプリア宗谷は瀬戸内海にゆっくりと滑り出した。今後、内装の仕上げ工事を行い、四月下旬に稚内港に入港する。

(北海道新聞より引用)

2008年1月21日月曜日

アルセウ来道

札幌の新人MFアルセウ(23)が20日夜、新千歳空港に到着した。ビザ申請に手間取り入国が遅れていた。ファン感謝イベントには間に合わなかったが、きょう21日にはチームに帯同してキャンプ入りする。  アルセウは昨季ブラジルのパルメイラスからJ1柏に期限付き移籍していたボランチ。ボールを奪取してからの展開力にたけており、札幌が目指す組織的な守備には欠かせない存在として期待される。「戦術をしっかり理解して、J1残留とさらにその上を狙うために貢献したい」とアルセウ。サンパウロから成田経由で午後8時半に到着するという強行軍にさすがに疲れた表情だったが、日本語で「めっちゃガンバリマス」。ファンへのメッセージを忘れなかった。

(北海道新聞より引用)

2008年1月6日日曜日

寒の入り(1月6日)

年が明けてもう六日になる。あすまでが「松のうち」だが、正月気分もきょう日曜日までだろう。どうしん川柳に「松の内美酒と賀状に酔う至福」(中尾照久)。賀状の整理や寒中見舞いをしたためて過ごす家庭もありそうだ▼きょうは寒の入り。来月三日の節分までが「寒の内」だ。北海道は冬空の下、厳しい冷え込みが続く。どうしん川柳に「はらわたに沁(し)みる燗酒(かんざけ)寒の入り」(須郷恵一)▼飲んべえならずともキューッと一杯やりたくなる季節の到来だ。家庭に風呂が普及していなかったころ、札幌あたりでも銭湯からの帰り道に手ぬぐいがカチンカチンに凍った。それでチャンバラしながら悪友たちと家路を急いでいたころが懐かしい▼そんな足元からしばれあがってくる寒さも最近めっきり減ってきた気がする。間もなくやってくる流氷もかつての勢いが見られない。オホーツク海沿岸では昨年、サザナミフグやシイラなど普段北海道では見かけない魚が相次いで網にかかった▼いちがいに地球温暖化の影響と言えないのかもしれない。でも普通ではない。環境をテーマにした北海道洞爺湖サミットの年だ。身の回りの異変に敏感になりたいと思う。そこから私たちのできることが見つかるのではないか▼昨年を表す漢字は「偽」だった。今年は原油高「騰」で幕開けた。「異」常気象が続くような「変」な年になりませんように。

(北海道新聞より引用)